震激の千葉県民

主に脳内シミュレートした震災サバイバルについて投稿します。

震災対策装備② ファーストエイド(緊急)

今回は震災時におけるフェーズ②のお話です。

フェーズ②とは、ぶっちゃけた話救急箱のことです。

千葉県がひっくり返る事態となれば、食料よりもまず医薬品です。

当然持病がある方は持病の薬もフェーズ②の持ち出しに入れなければならないです。

ちゃんとしたガチの防災リュックがあれば、わざわざフェーズ②の用意は要らないと思われる方も多いでしょう。

でも、考えてみてください。1分1秒を争う緊急避難(自宅→避難場所)に大きくて重いガチ防災リュックなんか持って行けるか?と。

一番想像しやすいのは津波ですが、自宅が潰れそうなほどの大地震に遭遇しても緊急脱出が必要になります。※家の耐震状況によっては家にいた方が安全な場合があります。

その際に必要というか、その後の混乱期に必要になるであろうと予測されるのが医薬品です。

基本的な消毒薬・消炎鎮痛薬・腹痛の薬、そして自分もしくは家族が常用している処方箋薬です。血圧の薬や糖尿病の薬ですね。

そういった生命維持関係の持ち出しです。

単に救急箱でもいいのですが、ハードケースは衝撃で壊れる確率が大きいのである程度の大きさのソフトケースで準備しておくのです。いっそのこと自宅の常備薬等をソフトケースに入れ替えてもいいかも知れません。

ただしあまり大きいとやはり不便なので、よく使う薬や衛生用品を持ち出せるソフトケースに。量が多かったり嵩張り過ぎるものは別途救急箱に分散させるのがいいかと思います。

↑いい感じのソフトケース。

↑特に持病の無い独り身なら、いっそこれでもいいかも。これに足りないと思うものを足してけばいいです。

 

ただし!

 

持病の薬や常用薬は非常持ち出し用のソフトケースにしまって、使う時もそこから取り出して使うという習慣をつけてください。大事な薬ほどファーストエイドに!

それこそが私の言うファーストエイドキットになります。

中身は後述しますが、とにかく在宅時に即応緊急避難の際は前記事のフェーズ①のEDCと今回のフェーズ②のファーストエイドを引っ掴んで逃げて下さい。

本当の緊急時ですから、次回に紹介する食料や携帯トイレなんかはほうっておきましょう。おしっこなんかその辺ですればいいのです(*'▽')

 

今回は前述のケース以外商品紹介はないので、以下にケースに備えておいた方がいいものを列記します。

1. 持病薬(さっきも述べたように、処方箋が必要な薬)

2. お薬手帳ないしは持病薬を貰ったときに処方箋薬局からもらったお薬リスト

3. 解熱鎮痛薬(ロキソニン等)

4. 腹痛薬(正露丸って結構最強)

5. フルコートF(外傷に)

6. 消毒用エタノール(500mlだと多いから小さい容器に移し替えて)

7. 包帯やテーピング

8. ガーゼ(清潔なサラシでも可)

9. 絆創膏(EDCで持ち歩くものより大きいサイズ)

10.  紐(止血帯やら骨折時に固定するため。ぶっちゃけガムテープでもいいですw)

11.  ハサミ(とにかく必要)

12.  カッター(未使用品を入れとくといいです。損傷部を切開する場合に備えて)

13.  抗菌目薬(私はEDCに入れてます)

14.  ピンセット(トラベル用の爪切り・耳かきと一緒の毛抜きでも可)

15.  イソジン(消毒から口腔ケアまでけっこう用途多いです)

16.  ろうそく(あとマッチ)

17.  トラベル用ソーイングセット(私はEDCに入れてます)

必須はこんなものかと。

余力があったら小さめの総合ビタミン剤と飴をいくつか入れとくといいです。

まだ余力あったらタオルやサラシを詰め込んでもらえばなんとかなります。

更に余力があるならアルミブランケットも入れときましょう。

あとは個人の好みというか必要性の判断になりますね。私は耳かき必須ですw

とにかく、嫌も応もない、のっぴきならない事態にはスマホ(充電するからEDCに入れておかないことが予想されるので)とEDCファーストエイドキット!この3点だけ持ってればいいです。

 

では次回の『震災対策装備③ 防災リュック(エマージェンシーバッグ)』でお会いしましょう。