火災避難の煙対策・噴火による噴煙対策
皆さんこんにちは、空想防災アドバイザーのねぃびです。
今回は火災時の避難に際してのグッズ紹介です。
消防庁が発表してる令和2年版消防白書によると、死亡原因の1位が『一酸化炭素中毒・窒息』、2位が『火傷』となっています。
ただ『火傷』にしてもいきなり人体が焼かれて死亡したわけでなく、実際は煙に巻かれ避難が遅延したことが原因となります。つまり火災での死亡=煙(有毒ガス含む)による死亡と言っても過言ではないのです。
避難を妨げる根本は?
民家、劇場・商業ビル、地下施設という風に火災発生の場所によって異なりますが、有毒ガスによる人体への影響及び煙による視界不良でまず間違いありません。つまり目と呼吸を妨害されて逃げ遅れるということです。
だから探してきましたAmazonの大河からw
汚染されてない空気をバサッと確保して頭から被る優れもの!
【↑1個で100円?!】
【↑3個入り】
【5個入り】
防煙袋って、昔100均のセリエで売ってたらしいんですよね。でも今は探しても売ってなかったです。
ともあれ、これがあれば数分間の汚染されてない空気の確保と、煙による目へのダメージの心配が無くなります。
けっして高くないので購入しておくべきでしょう。
ちなみに大きな袋ということで45㍑のゴミ袋が思い浮かびますが、あれはダメです!透明でない上燃えやすい!
EDCに含めてもいいかもしれませんね。EDCじゃなくてもハザードバッグに含めるのは有り寄りの有りです。
ちなみに自宅の場合、防炎処置で防煙につなげられるグッズもあります。
カーテンや絨毯、ソファーなんかに吹きかけて難燃状態にできるスプレーです。衣服にスプレーすれば難燃服になるかも知れません。ただこれは試したことないので、色落ちとか洗濯耐性はよく分かりませんw
煙といったら火山噴火も?
千葉県民であれば昨今騒がれている富士山噴火にも気を付けたいところ。現地に居なければマグマ噴出の危険性はないにしても、噴煙の被害範囲には含まれてます。
火山噴火の噴煙(塵)は実にやっかいです。粒子としては細かいガラスと一緒です。目に入ったら擦ってはいけませんし、肺に入ったら中脾腫のリスクも上がります。通常の火災と違って粉塵が舞い落ちてくるのに時間的余裕はあるのですが、今度はその粉塵被害が長期化する恐れがあります。降灰が確認されて数日あるいは数週間も!そうなると瞬間的な災害というよりもその粉塵被害に長期間つきあって生活する状態になります。
しかもやっかいなことに、千葉県(あくまで千葉県基準w)に粉塵が2㌢積もろうものなら首都圏の交通は自家用車を含め麻痺するものと思ってください。電車・バス・飛行機・自家用車すべてダメになります。徒歩での避難もしくは脱出となります。ゲームの世界です。
そんな状況下ではゴーグルと粉塵マスクを用意するしかないでしょう!
ただ噴火による地震は別として、降灰被害は時間的余裕があるので例えば富士山噴火だったらすぐさま東北に逃げてしまうのも手です。ただ富士山が噴火したら普通に大地震が予想されるのですが・・・。
準備としては防塵ゴーグルと防塵マスクしかないでしょう。
【↑裸眼視力が良い人もしくはコンタクト愛用者にはこれで十分】
【↑眼鏡愛用者にはオーバーグラス用のゴーグルを】
ぶっちゃけ水泳用のゴーグルでもことたりますw
防塵マスクについてはコロナ対策で用意してたマスクでいいと思います。降灰だけに焦点当るならバンダナを顔に巻くくらいでもいいですしね。
ということで今回は『煙対策』の回でした。
最後に、「もしこんな場合にはどうしたらいいか?」などのコメントをいただけましたら、それに焦点をあてた記事を書くと思いますのでよろしくお願いしますm(__)m