震激の千葉県民

主に脳内シミュレートした震災サバイバルについて投稿します。

作業着こそ最良の防災服

皆さんこんにちは^^

今日は避難の際の服関連について考察したいと思います。

さてさて、避難について適した服装とは?災害発生時は致し方ないにしても、フェーズ③から避難所(あるいは安全に過ごせる場所)に向かう恰好はどんなものが良いだろうか?

一般的には動きやすい服と履きなれた靴で身支度をし、ヘルメットないし防災頭巾と軍手を装備するのが良しとされているようです。

 

ヘルメットと手袋

ヘルメットについては変に折りたためるものじゃなくてホームセンターで売っているような工事用ヘルメットの方がいいと思います。折りたたむ必要があるのは持ち歩く時なので、そもそも被って移動することを前提とした避難では、すぐに被れるような普通のヘルメットを自宅や職場に置いておくほうがいいと思います。過去記事のハザードバッグセットに入ってるキャップ型ヘルメットでもいいですね。

【↑一応単品もありますのでAmazonリンク貼っときますね】

う~ん・・紹介しといてなんですが、やはり自宅や職場に備えておくなら普通のミドリ安全とかのヘルメットでいいんじゃないかと思いますw

ただし、ヘルメットが有ろうが無かろうが避難する時はキャップでも幅広でもニットでも被る物は必須だと思います。火災も発生した災害を考えた場合、髪の毛、特に女性の髪はとても燃えやすいからです。使用してる整髪剤によっては一瞬で燃え上がる場合がありますので、髪をまとめる意味でも用意しておくことを推奨します。

手袋については、軍手でもいいのですが、できれば皮手袋がいいですね。やはり火災時を想定しますが燃えにくく断熱を考えると革手袋がいいです。

これもホームセンターなら700円から1000円程度で買えると思います。先に過去記事でハザードバッグ(非常持ち出し袋)を紹介してますが、そんなものよりヘルメットと手袋が最優先に用意する物ですw

まあ、ニット帽や手袋くらいは丸めておけますので、通勤鞄やハンドバッグに入れてEDCとともに持ち歩くのが最良かと思います。

 

避難時に適した服装は?

ずばり工事用作業服一択でしょう!(。◕ˇдˇ​◕。)/

更に難燃性の作業服だったら申し分なし。

【↑上着だけ】

【↑ズボンだけ】

【↑上下セット】

サイズはブルゾンタイプならワンサイズ、いやツーサイズ大きいものがいいです。

小さなお子さんがいるご家庭なら、いざというとき子供に羽織らせることで守ることもできます(我が身は犠牲になりますw)。ズボンについては、実は作業着って上下が同じサイズで合うということが少ないんですよね・・・。私が仕事で使う作業服はブルゾンは3L、ズボンはLです。上着のポケットに物を入れることが多いし、寒ければ中に防寒着を着ることもあるので圧迫されちゃうんです。だからブルゾンは2サイズ大きいものにしています。想定は火災の火の粉から守りたいのでブルゾンだけ有れば良しとしてもいいかも知れません。

あ、そうそう、私が作業着を避難用に推奨するのは避難中だけではなく、その後の避難所生活を考慮してのことでもあります。作業着って洗濯してもすぐ乾くんです。着替えの少ない避難所生活ではそういう意味でも重宝しますし、作業着は汚れていてもみすぼらしさ感が無いのがいいですw

ここだけの話、私は自宅でも自宅用の作業用ブルゾンをルームウェア代わりに着ていますwwwもっともそれは1000円くらいで買ったものですが(*'▽')カイテキ。若者はオシャレでツナギなんか着てますが、ツナギはメンドクサイです。特にトイレ。

 

雨具

雨天時の避難では『災害の「備え」チェックリスト』にも記載されてるようにレインウェアがいいでしょう。傘は論外です。

レインウェアといえば上下セパレートのものを想像します。動きやすいですし防寒用途として使えますので正解です。正解なんですが・・・

私はあえてポンチョを推奨します!(。◕ˇдˇ​◕。)/

サバイバルは軍隊に倣え!じゃないですけど、ポンチョは有能です。

構造は長四角状の防水シートの真ん中に顔を出す為の切れ込み(フード部分が付いてるのがほとんどです)があるだけの単純構造。言い切ってしまえば、ブルーシートの真ん中をナイフで切ってしまえば完成です。逆を言ってしまえばブルーシート代わりになるということです。

上の商品説明であるとおり、1.5メートル×2メートルのシートからできてるので、晴れた夏場などではタープにすることも可能です。当然紐さえあれば簡易テントにもなるので、米陸軍(米軍仕様はもっと大きいです。倍くらいかな?)では雨具にポンチョを採用しています。

  【ポンチョの利点】

  ・風通しが良い

  ・脱着が簡単で早い

  ・背嚢(リュック)ごと被れて荷物を濡らさない

  ・レジャーシート代わりになる

  ・日よけや簡易テントに転換できる

  ・寝袋になる

  ・雨水を集めやすい

  ・物を包む風呂敷にもなる

  ・即席の担架も作れる

  ・特に女性が着替える時のブラインドになる

  ・屋外でトイレしたくなった時のブラインドにもなる(目立たないように迷彩柄推奨w)

などなど・・・。

やばいポンチョ有能過ぎる!

 

正直靴は履きなれたスニーカー的なものでいいと思います。

強いて言えば、瓦礫や悪路に備え安全靴とか登山靴がいいんでしょうけど、逃げる時にあまり履物は気にしない可能性があります。よって本能的にこれでいいと判断した靴でいいと思います。ものの本には釘や鋭利なものを踏み抜かないように『踏み抜き防止用インソール』を紹介してますが、有れば結構だとは思いますが、私的にそこまで気にしても震災時には気が向かないと思っています。そもそも金属インナーなんて逆にスピードを失わせるので危険ではないかと思う次第です。

 

結論

災害時の避難では工事現場の作業員の人達の服装を参考にすべし!でしたw

あとポンチョですね、ポンチョ。(雨降ってる時のゴミ出しに玄関にあるととっても便利w)

 

以上、今回は避難時の服装についての考察でした。